【TID】 心臓移植の小児候補でTSTとIGRAの比較と2年間のフォローアップ。

Sayyahfar S et al.
Transpl Infect Dis. 2020 Feb 18:e13268. doi: 10.1111/tid.13268.
背景：現在、ツベルクリン皮膚試験（TST）とガンマ放出アッセイ（IGRA）インターフェロンは、心臓移植の候補で潜在性結核感染症（LTBI）のケースを見つけるために使用されています。そのため、本研究では、小児心臓移植の候補に潜在性結核感染を診断するためにTSTとIGRAを比較することを目的としました。方法：この横断的研究は、テヘラン・イランシャヒドrajaie心血管医療研究センターにおける2016年から2017年の心臓移植のための候補者だった50人の子供、その内で実際行った42例の心移植患者を対象とした。結果：研究では、24人の男性患者（48％）（p値= 0.67）を含んでいました。患者の平均年齢は8.18 +/- 4.27年（1〜16歳）でした。結果によれば、IGRAは全ての患者で陰性であった、そして精製誘導体試験（PPD）が3（6％）の場合に陽性であった間は不確定結果は、報告されませんでした。 QFTと比較して、94％の精度は、結核菌感染を診断するためのTSTのために達成されました。結論：TSTはまだ（依然）心臓移植のために小児の候補者に潜在性結核感染をスクリーニングするための正確なテストとして使用することができているようです。
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32072713