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腎臓関連の論文を紹介します。アブストラクトはGoogle翻訳やDeepLを使用して翻訳しています。

【AJKD】 プライマリーケアにおけるCKDの管理のための電子的意思決定支援:実用的無作為化試験。

Peralta CA et al.
Am J Kidney Dis. 2020 Jun 23. pii: S0272-6386(20)30754-X. doi: 10.1053/j.ajkd.2020.05.013.
我々は、プライマリケアにおけるCKDの管理を改善するために、薬剤師によるフォローアップの有無にかかわらず、電子カルテ(EHR)内の電子臨床意思決定支援システム(ECDS)の実現可能性と予備的な有効性を評価した。EHRデータは患者の同定、介入の展開、アウトカムの確認に使用された。介入:各患者は3つの治療群のいずれかに無作為に割り付けられた:1)通常のケア、2)ecdss:クレアチニン、シスタチンc、尿中アルブミン/クレアチニン比の検査、血圧、カリウム、蛋白尿の管理、心血管リスクの低減、患者教育に関する個別の指導、3)ecdss+薬剤師によるカウンセリング(ecdss-plus)。結果:対象となる80人の患者全員が参加した。平均年齢は70歳、47%が非白人、平均EGFRCRは56 +0.6 ml/min/1.73m(2)であった。薬剤師によるカウンセリングの有無にかかわらずecdssを受けた患者(n=336)のうち、178人(53%)が検査を完了し、138人(41%)が検査後にecdss導入のためにpcpの訪問を受けた。収縮期血圧の変化は、通常治療で-2.1±1.5mmhg、ecdssで-2.8±1.8、ecdss-plusで-1.1±1.1であった(p=0.69)。治療後の解析では、pcpのCCDに対する認知度は、通常のケア(47%)と比較して、ecdssとecdss-plus(73%と69%)で有意に高かった(p<0.01)。結論:血圧を下げるためのecdssの有効性を示すことはできず、ecdssの利用率は検査率の低さによって制限されていたが、検査室が利用可能になればecdssの利用率は高くなり、CKDに対するCPの意識の高さと関連していた。
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32682696