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腎臓関連の論文を紹介します。アブストラクトはGoogle翻訳やDeepLを使用して翻訳しています。

【CKJ】 糖尿病患者における非糖尿病性腎疾患の危険因子

Bermejo S et al.
Clin Kidney J. 2020 Jan 3;13(3):380-388. doi: 10.1093/ckj/sfz177. eCollection 2020 Jun.
本研究の目的は、糖尿病患者における腎疾患の有病率を評価し、糖尿病腎症の予測における臨床データと解析データの有用性を明らかにすることである。方法:2002年から2014年までに糖尿病患者に実施された腎生検のレトロスペクティブ多施設観察研究。男性621人(74.6%)、平均年齢61.7±12.8歳、クレアチニン値2.8±2.2mg/dl、蛋白尿値2.7(四分位間範囲:1.2~5.4)g/24時間。 多変量ロジスティック回帰分析では、年齢の高い患者は[オッズ比(or)=1.03、95%CI:1.2-5.4 g/24 h]であった。 03, 95% ci: 1.02-1.05, p < 0.001]、微小血尿(or = 1.51, 95% ci: 1.03-2.21, p = 0.033)、および糖尿病性網膜症(dr)の有無(or = 0.28, 95% ci: 0.19-0.42, p < 0.001)は、ndrとは独立して関連していた。 dn型または混合型の患者はndd型よりも腎予後が悪く(p < 0.001)、死亡率が高い(p = 0.029)ことがカプラン・マイエル解析で明らかになった。多変量コックス解析では、年齢が高い(p < 0.001)、血清クレアチニンが高い(p < 0.001)、蛋白尿が高い(p < 0.001)、dr(p = 0.007)およびdn(p < 0.001)は腎代替療法の独立した危険因子であった。さらに、高齢(p < 0.001)、末梢血管疾患(p = 0.002)、クレアチニン高値(p = 0.01)、腎不全(p = 0.015)は死亡の独立した危険因子であった。これらの結果から、糖尿病患者の中には腎生検が正確な腎診断とその後の治療・予後に役立つ可能性があることが示唆された。
URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32699618